ドールショウ66、お疲れ様でした。
最近は、オリジナル布を作って、そこからドール服を作る事が多くなってきました。その中でも、反響が大きかった天の川ワンピースですが、こちらの製作過程を記事にしてみようかと思います。
1.イメージイラスト
今回のイメージは、夫がイメージしたものを元に描きだしました。最初にどんな構成かと聞いたら描きだしたものがこれです。「天の川で猫が釣りしていたらかわいくない?」から生まれた発想と言っていました。確かにかわいいです。
2.イメージを元に絵を描く
まずは釣りをしている黒猫(名前はのり)と、釣れた魚を取り合うとら猫(名前はえび)と白と灰色の中間猫(しゃり)を描きました。
背景に使う天の川は、青と紫のグラデーションを作成したあと、天の川部分をスパッタリングで塗っています。
3.型紙データの作成
背景とキャラクターを組み合わせ、色の調整を行い、全体的な絵を完成させます。
絵が決まりましたら、どのように服で表現するかを考えながら、型紙を作っていきます。
4.プリント布を使った試作
インクジェットで印刷可能な、プリント布を使って印刷し、試作を作成します。布は河口の「プリントできる布」、プリンターはEPSONの「EPSON EW-M752T」を使用しています。
河口のプリント布は、布がしっかりしていてほつれにくく、プリーツを作るのに最適です。布プリントの中では薄く、小さいものを作るには良いです。ただ、A4ですので、大きめのものを作る場合、布の余り部分がもったいなく感じてしまいます。
EPSONのプリンターは、大容量インクモデルとなっており、インクもつぎ足しで入れれるのが良いです。印刷枚数は3,000枚くらいですが、故障も無く使用できています。ただ、背面の手差しトレイが1枚入れしか対応しておらず、写真を大量に印刷したい時にすごく不便です。
インクの色移りがあるか気になりますが、今のところ色移りがあったという事はありません。
試作して作ったはずなのに、プリント布での試作が見当たりません( ´艸`)最終的にデザインがかなり変わったのですが、最初の服どこ行ったのかなぁ💦当初は首回りのちょっと詰まったノースリーブの上身頃と、ギャザーのよったフレアスカートを合わせたワンピースにする予定でした。
前編はここまでになります。後編では、布の印刷を依頼して作成したあたりを書いていきます。
✨宣伝✨
boothではちびこ(オビツ11など)のサイズのワンピースを販売しております。https://tomosudoll.booth.pm/items/3951499
スポンサードリンク
KAWAGUCHI プリントできる布 メモリーズキルト クラフト用 縫い付けタイプ コットン 2枚 A4 11-280 ホワイト |