そろそろ秋物の準備を、ということで、長袖ワンピースを作ることにしました。
例によって「型紙の教科書」の手順で型紙を作っていきました。
前回の記事に載せた「広島針」が良い仕事をしてくれました。
あと、我が家にはないと思っていた不織布のキッチンペーパーが非常に扱いやすかったです。
ひっぱるとちぎれるのではなく伸びるのでそこは注意が必要そうです。
型紙ができました。
あとでどんでん返しが起こるのがこのサイトの常なのですが、この型紙は結局ボツになりました。
型紙で決めたとおりにプリーツを折っていきます。折り目のところにだけ目印を付けたので、線が少なく見えます。
できましたー。でも幅がバラバラ。
マステで仮止めします。この段階でバラバラの幅をなるべく統一します。
ジェニーちゃんに着てもらいます。
まぁいい感じかな?
で、なぜ没になったかと言うと、2つあって、
①プリーツが斜めになった(裏側から見るとズレがひどかった)
②胸の部分のダーツをとりすぎてサイズが合わなかった
①は、折り方が間違っているのかな
②は、ダーツの幅を書き写す時に2倍にしてしまったという謎のミス
というわけで、最初からやり直しました。
型紙から。
前身頃も後ろ身頃も形が大分変わりました。
また、スカートのプリーツ幅を小さく変更。
これは後に更に小さく変更しました。
あと、画像の袖の型紙は、何故かサイズが間違っていたので変更しました。
今回は、7mmのマルチカラーストライプの生地を使うことにしました。
そのため、何も考えずプリーツを寄せると同じ色しか見えず、しかも見える幅が徐々に変わっていくというのが非常に気持ち悪かったので、ストライプの幅に合わせてプリーツを折りました。
すごくやりやすかったです。
上部分は0mm、14mm、7mm、14mmでガイドの点をうち、
裾には0mm、7mm、21mm、7mmと点をうち、上下をつなげます。
最初と最後の線が垂直になりました。
これを繰り返して行くと、布目に寄ってずれていくことがほぼ無くて、きれいにプリーツが折れました。
実はこれをやる前に、裏側からプリーツを折って失敗しました。
失敗した布を再利用したら、縫い代などの調整でスカート丈が大分短くなってしまいました。
文字が多くなったのでこの辺で可愛いジェニーさんでも。
襟を付けたあたりで、首周り・胴回りがおかしくないかチェックしました。
前回はこのあたりで「あれれ?」となったのでした。
プリーツを寄せていくと、信じられないほど布同士が重なります。
いままで60番の糸+11号針で縫っていたのですが、だいたいこのくらいに重なるとミシンが悲鳴を上げていました。
今回、ticticと9号針(折れるかも、と思いながら)を使用したらいともあっさり縫えてしまいました。
今までの苦労は一体・・・笑
道具を揃えるのも上達への近道なのかなと思いました。
そんなこんなで出来上がりました!ジェニーさんは原色系のほうが似合って、今回のパステルカラーはイマイチなのではと思っていました。
でもこの色も似合う!かわいい!
えりが横から見た時に浮いてしまっていますが、前から見るとそこまで気にならないかな。
お袖が、想定より太くなってしまいました。もっと下膨れにしたかった。
胸には金ボタン。胸元のフリルは、ボインちゃんのおりえさんに着てもらうとよりゴージャスな感じになりました。
私としては成功した部類に入るかな。
すーちゃん「あのね、りかちゃんってなまえのこ、いるでしょ?そのこにきせたいの。つくって。」
ということで22cmドールサイズ、27cmドールサイズでおそろいを作ってみようと思います。