ドールサイズのベースの作り方

お久しぶりです。お元気ですか。私は元気です。
ずっと、投稿しようと思っていたのですがなんとなくしていなかった、ベースの作成記録です。

システム担当が製作しました。私は写真を撮っただけ。

①元となるベースのスケッチをします。メジャーなどで実際のものを測り、スケールダウンしていたようです。

②バルサに書き写します。手で書き写していましたがトレーシングペーパーなどで写した方が正確かもしれません。

③万力で挟んで大まかに切ります。
いきなり形通りに切るのはかなり難しいし危険なので、まず取り扱いやすいサイズに切ります。

ちなみに、切るときは大きいのこぎりだと早いと思いますが、うちにはなかったのでちいさいのでちまちまやりました。

屋内だととても木くずが気になりますので、切る場所の下にお皿的なものを置いておくと多少ましです。
わたしはひっくり返して非難ごうごうでした。

④厚みを出すために3枚ほど同じ形に切ります。このとき、先ほどの小さなのこぎりが小回りが利いてとても役に立ったようです。

⑤3枚重ねてボンドで接着します。

⑥形を整えます。リューターなどを使用していました。回転のむきと木目の向きを気を付けないと、持っている手のほうにリューターの刃先が滑ってくるので大変危険。ちょっと削っちゃったらしいです。お使いの際は気を付けて。

形が整ってきました。

元の形より多少大きめに切っているようです。ここから、出来上がり線までリューターややすりを使って形を整えていました。

ピックアップはバルサ1枚分。のちにプラバンに変更しました。
ネックは、型紙を作って木に写していました。

ネックもバルサ1枚分です。

⑦背面を丸く削って形を整えます。

形を整えたところです。実物のベースを見ながら、面取り、角度つけをしていました。
⑧本体に、ネックがぴったりになるへこみを削り込みます。

⑨気が済むまで整えたら、塗装です。白のウレタンスプレー塗装をしました。
適切に距離を取らないと、気泡になってしまいます。距離をとると、すごーく広がります。
ベランダの一部白くなりました。しっかり養生してからスプレーしたほうがよさそうです。

⑩できあがり!

え、途中飛んでません?フレットは?ネックの色は?ストラップは?

全部写真撮り忘れました。

フレットは、0.2φの針金を接着してます。長さを合わせて切るのが結構苦戦していた模様。

ネックの色は、ナチュラルカラーのニスを塗りました。3回くらい塗ったと思われます。

ストラップは、私が作りました。リボンと、オーバーオール用の金具(買ったけど使わなかった)を組み合わせました。ストラップが止まっているところは、飾り付きのTピンを刺してボンドで留めただけです。

このかわいいメイド服は、「いとみち」という映画が大変すばらしくて、うわー!っとなって3日くらいで作っちゃったものです。
本来はもっと緑っぽいんですけど、うわー!の勢いを大事に手元にある布だけで作りました。
本当に、いい映画です。生駒蓮さんの透明感。豊川悦司さんの男前なお父さん。
おばあちゃんの肝のつよさとやさしさ。そして全体的に地元愛を非常に感じます。とてもいいです。
2022年1月に円盤出るそうです。見た方がいいです。
人間椅子の楽曲が使われているというので見に行きましたが、人間椅子興味ないかたも問題なく楽しめます。ぜひ。